今、アフィリエイト広告が再注目される理由とは

 

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アフィリエイト市場規模は拡大している
意外に思われるかもしれませんが、アフィリエイト市場規模は年間15%程度、拡大を続けています。矢野経済研究所によると、2021年に4,058億円まで拡大すると予測されています。拡大を続ける主な要因は、アフィリエイト広告に参入する広告主が増えたことや、スマホ経由での集客とスマホ最適化によるCVRの向上などが挙げられます。


他の広告手法は競争に疲れている
また、外的要因によってアフィリエイト広告のメリットが強調されています。
デジタル広告の競争の激化によってリスティング広告など入札価格が高騰し、顧客獲得に占める広告費用の予測がシビアになってきております。そのため成果報酬型のアフィリエイト広告が見直されているという背景があります。


市場の拡大に伴ってプレイヤーも増えている
アフィリエイト広告に参入するプレイヤー(広告主)は増えていますが、アフィリエイト広告独自のノウハウがあるのはまだ一部といえます。特にこれまでプレーヤーの少なかった商品ジャンルについては、これからノウハウを蓄積することで競争を優位に進められます。有力なメディア(=アフィリエイトサイト運営者)と先んじて連携できることも大きなメリットです。

 

考察

アフィリエイト広告の存在はネット広告についてほとんど関心のなかった昔の私でも知っている。それくらい前から登場していたアフィリエイトがここにきて急上昇しているというのは興味深かった。

今回はその理由の1つとして紹介されているリスティング広告の「入札」について考えてみたいと思う。

リスティング広告における入札とは、一つのキーワードに対して「1クリック~円」というように一定の金額を入札することによって、リスティング広告の掲載順が変動するといったものだ。

この入札システムは「指定するキーワードの競合率」「1クリックにかける金額」といった要素で表示順位が決定するシンプルなシステムという側面がある。

これによってニッチなキーワードを狙えば、少額の入札で上位表示に食い込むことができる。

しかし厄介なのは入札後の「メンテナンス」だろう。

リスティング広告は一度入札したら一定期間順位が保証されるといったものではなく、常に入札金額による順位変動が起こる広告だ。

そのため入札者はつねに自分の広告がどのくらいの順位を維持しているのかを確認しなくてはならない。このメンテナンス作業が広告主にとっては消耗してしまうのだろう。

 

これに対しアフィリエイト広告は成果報酬型であるため、入札金額のメンテナンスは存在しない。クリックされた回数、またはコンバージョンされた回数分だけ広告費を支払えばよいため、余計な時間を消費せずに済むということがメリットとして挙げられるだろう。

リスティング広告はキーワード指定を工夫すれば上位表示できるチャンスもある有力な広告であると認識していたが、外的環境の変化によってデメリットが生じている現状を目の当たりにした。

その環境変化によってアフィリエイト広告が急成長している姿は、まさにネット広告のスピード感を象徴している事例だと感じた。