IPアドレスを活用しネット広告配信の費用対効果が向上!「富裕層地域」「大学」「住宅着工数」ごとにターゲティング可能に 就職支援活動にも貢献

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 株式会社Geolocation Technology (本社:静岡県三島市 代表取締役:山本敬介(以下Geolocation Technology)は、IPアドレスを解析しユーザー属性を特定する独自の技術「IPジオロケーション」を活用し、「富裕層地域」「大学」「住宅着工数」のカテゴリーでターゲティングをしたユーザーに限定したバナー広告配信が可能になった「バナージャック」の提供を、2018年9月12日(水)より開始致しました。

 Geolocation Technologyは、インターネットユーザーの位置情報や企業情報等をIPアドレスから特定する、IP Geolocationの技術を有する国内唯一のテクノロジーカンパニーです。
 
 2017年のネット広告媒体費は前年比117.9%となり、デジタル広告の市場は拡大し続けています。[1]しかしその一方で、「ネット広告=嫌われもの」とされ、嫌われない広告を運用するためにはユーザーインサイトに合わせたコンテンツを表示することが重要です。

 この度、提供が開始された「バナージャック」は、IPアドレスからアクセスユーザーの位置情報や組織情報など様々な情報を取得可能なIP Geolocation(位置情報認識)技術を使い、「富裕層地域」「大学」「住宅着工数」ごとに細かくターゲティングされたユーザーに向け広告配信することが可能となりました。例えば、「富裕層地域」では世帯年収1,000万円以上の割合が多い地域のみに絞って広告が配信されます。
 これまで、Geolocation Technologyが提供するアドテクサービスは、ジオデータを紐づけたターゲティング手法が主に活用されていました。しかし、近年嫌われないデジタル広告運用のために様々なカテゴリでターゲティングできる技術が求められていることから、国内唯一の技術と外部データを紐づけた様々なユーザーデータを元にターゲティングすることで費用対効果の高いマーケティングを実現します。
 
 今後もGeolocation Technologyは、IPアドレスを核にした国内唯一の分析ノウハウを活用し、趣味思考など特定の条件を満たすユーザーへの配信など興味・関心に応じた広告配信が可能なサービスの展開を目指し、デジタルマーケティングにおけるターゲティングの精度向上に貢献致します。
 
考察
今回取り上げた記事はターゲティング技術の向上についてだ。
現在LPのペルソナ設計を課題として与えられている私にとっては、ターゲティング技術が向上することによってどのようなメリットがあるのか、考える価値があると思ったため取り上げた。
ターゲティング技術が向上することによって考えられるメリットは3つ。
・LPのより正確なペルソナ設計が可能になること。
新システム「バナージャック」を使用すれば、バナー広告がインプレッションするユーザーは広告の内容に強い関心を抱く確率が高まり、LPに誘導できる可能性が大きく向上する。
そして「バナージャック」によってすでにターゲットを絞り込んだバナー広告からLPにアクセスするのだから、誘導先のLPもかなりコアなターゲット向けにペルソナ設計することが出来る。これによってCVRの向上が見込めるだろう。
 
・不要な広告を表示されることによるユーザーのストレスの減少。
商品に全く無関心である層に対して広告を提示することは極力避けたいことだ。
これは私の意見だが、無関心である層に広告を何度もインプレッションすることは、結果として商品に対してマイナスイメージを持つユーザーを増やすことに繋がっていると思う。
快適にネットを利用したいユーザーにとって不必要な商品を何度も売り込まれることほどストレスなことはない。
ターゲティング精度が向上するということは商品の売り込み先のミスマッチを減少させられるのだ。
 
・インプレッション数の浪費を防止できる。
バナー広告などのネット広告を出稿する際、ユーザーとインプレッションできる回数は支払った金額によって固定されている。すなわち、まったく関心のないユーザーに対して広告をインプレッションすることは広告費の浪費になる可能性が極めて高いのだ。しかし今回開発された「バナージャック」のようにあらかじめインプレッションするユーザーを、より正確にターゲティングできていれば広告費の浪費も未然に防ぐことが出来る。
 
以上の理由によりターゲティング技術が向上することはwebサイト制作側にとっても、広告主にとっても、ユーザーにとってもメリットとなる。
我々webサイト制作側としては、日進月歩で進歩するターゲティング技術を100%の効力を発揮して利用できるように常に考え続けることが大事だろう。